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Essay by Sandar Lin                    
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City FM出演
by サンダーリン


ミャンマーで何かを残したいということで、ミャンマー滞在中にFMのカラオケ番組「ダティルィンピン」に出場してしまった!歌った曲は、チョースーキンという歌手の「ロワンラー(切ない気持ち)」という曲。あまり有名じゃない為、周りのミャンマー人から「他の曲に変えろ!」と言われたが、この曲が気に入ってしまい、この曲に決めた。

TV(MRTV ミャンマー国営テレビ)のカラオケ番組「ソージャーメー ピョージャーメー」は、外国人が歌う事は難しい。以前、出場したいと直接MRTVに行ったが、門前払いをくらった。CITY FMというFMのカラオケ番組では、外国人も可能!と知った私は、早速行動に移す。

2003.9.10 どしゃ降りのスコールの中、びしょぬれになりながら、「LEASER WORLD」という番組制作会社の事務所へミャンマー人の友達と行く。ダウンタウンの34番通りにある雑居ビル。あまりに小さすぎて見過ごしてしまうほど。もっと近代的なイメージを持っていたが、やっぱり裏切られた。階段を上がると・・・暗い。停電だった。中に入り、「CITY FMの番組で歌を歌いたい」と言うと、外国人が来たと珍しがられ、スタッフが皆集まって来た。私に興味深々らしい。「ここに住んでいるのか?」「ミャンマー語の歌を歌えるのか?」など質問責め。そして、申し込み用紙を1000KSで購入。写真を貼り、名前、住所、曲名等記入する。どうやら自分が歌うVCDを持って行き、それを見ながら歌い、レコーディングするらしい。スタッフは、「外国人がミャンマーの歌を歌ってくれる事は、とても嬉しい」と言い、なんだかとても感謝された.1ヵ月半後電話するので,待っていてと言われて、申込書を提出して帰る。

2003.11.4 なかなか連絡が来ない為、再び事務所へ直接いつ歌うのかを聞きに行き、やっとこの日になる。今日歌ったのがFMで流れる!と思うと気合が入る。お化粧なんかもしてしまう。

レコーディングはHLEDANにある「STUDIO D」。着いてみると・・・「なーんや、普通の家やん!」って思わず突っ込みたくなる建物。外に金魚やガチョウもいたりする。

スタッフに案内され、中へ。スタジオといういより、学校の放送室。でも、ちゃんとレコーディング室が別室になっていて、それらしくなっている。光ゲンジの赤坂晃似のお兄さんに誘導され、VCDを渡し、さっそくレコ-ディングルームへ。「えー、いきなり歌うの?」歌い始めるが、VCDの音飛びが激しい為、もう一枚用意しろと言われ、買って来てもらう。待っている間、他の出場者達が次々やって来て、ヒョウヒョウと歌っては帰っていく。どの人も緊張した様子ではない。オドオドしているのは私くらいだ。

この様子を見ながら、スタッフと話す。そこで分かったのは、今日は歌の審査の日だったらしい。私は、話がよく分かっていなかった為、私は今日が本番だと思っていた。よく見ると、審査員らしい女性、男性が1人ずついた。この審査を通れば、なるほど次が本番らしい。新しいVCDを買って来てもらい、歌い直す・・・が、また音飛び。どうやらディスクとデッキの相性が悪いらしく、別のデッキに取り替える。さぁ、今度こそ本番。緊張!2箇所も間違えてしまう・・・。とりあえず終了。審査員は、「次までに間違えたところを練習してきなさい」と私に言った。えっ、これ合格ってこと?しかも、持ってきたVCDを置いていけとの事。合格の場合は、来週電話すると言われる。

スタジオを出ると、歌手のキンマウントーという人がいた。が、私はよく知らない。違う番組のインタビュー撮りに来たらしい。この後で、知ったがとても有名な歌手らしい。

2003.11.11 予選通過の電話が来た!ヤッター!

2003.12.1  AM11:00再び「STUDIO D」へ。スタジオの中へ入ると、出場者の若い男の子が歌っていた。うっ、上手い!ミャンマー人の歌い方だが、なかなかの美声だった。彼もやはりヒョウヒョウ歌って、出て行った。緊張感全く無しといった様子。いよいよ私の番。赤坂晃似のお兄さんにレコーディングルームへ案内される。 ヘッドホンが壊れていて、調節不可能で歌いにくい。あまり声は出なかったが、とりあえずは間違えずに歌い終える。歌をチェックする為に今歌った歌を聴く。

すると・・・停電!しょうがなく電気が来るのを待つ事に。すると、外からギターに合わせて、歌う声が聴こえる。輪の中に入り、「上をむいて歩こう」を一緒に歌い、雑談。皆実に気持ちよさそうに歌っている。こういう時間の流れが好きだ。のんびりした時間。スタッフも私達も皆でこの時間を共有している。私は、やっぱりミャンマーはこういうところがいいなぁーと幸せな気分になっていた。

しばらくして、電気が来た。しかし、機械の調子がおかしいので、私達は帰ってもいいよと言われ、スタジオを後にする。後日、歌手とのインタビューの録音があるらしい。私は,帰国が迫ってきてもう時間がない為、早くしてもらうようにお願いした。

ウィンウィンというスタッフのお姉さんは、快く「早くできるように頑張るよ」と言ってくた。スタッフの人は本当に皆いい人だ。

2003.12.3  「LASER WORLD」から電話が来る。明日、事務所へ来いとのこと。

2003.12.4 あまり訳がわからず、「LEASER WORLD」へ。スタッフの人が、今日インタビューを録音するという。えーっ!驚き。メーカラーという女性歌手とトゥートゥーという男性歌手がインタビューするらしい。しかし、メーカラーはもう録音を終えて、帰ってしまったらしい。

2階に呼ばれ、上がるとトゥートゥーがいた。といっても、私は全くトゥートゥーという歌手を知らない。挨拶をして、少し話すが、なんせこの人の曲を聴いたことがないから、質問をしようにもしようがない。差し障りのない会話をして、一応写真を一緒に撮る。

トゥートゥーとメーカラーの会話の部分はもう録音し終わっていて、彼も帰ってしまう。この会話の間間に私の声(名前や歌う曲名)を入れるらしい。スタッフの人と、どう言えばいいかを相談し、紙に書く。そして、何回も練習。あー、緊張。もともと「カミ症」の私。しかも、たどたどしいミャンマー語。簡単な文なのに、カミまくる。「START!」というキューが出て、話すが・・・間違える。結局4回NGで、5回目にようやくO.Kが出た。トゥートゥーとメーカラーの会話の間に私の声が入っていて、なんだかは恥ずかしいやら。見事にコンピューター処理されて、合成されていた。

スタッフの人から拍手をもらい、「ありがとー!」とお礼を言い、全過程を全て終了した。以上、出場申請からおよそ3ヶ月。実際に流れた放送を聴くと・・・恥ずかしい。ミャンマー人の友達も「良かったよ!」とか「日本語の発音だね」とか辛口の意見を頂いた。まぁ、こんなもんかな。

しかし、この為にいろんな人に助けてもらったので、とても感謝している。最初から最後まで手伝ってくれたミャンマー人の友達、「REATHER WORLD」のスタッフの皆様、「STUDIO D」のセヤジー及びスタッフの皆様、そして、最初から最後まで取材して頂いた「SANAY TRAVELS」の方々、本当にありがとうございました!

(C) サンダーリン