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by 西垣 充
インセインにある障害者訓練学校「Eden handicap Service Center」では肉体的、精神的に障害をもった子供を中心にしたミャンマー人約150名が歩行訓練等の訓練を受けている。ミャンマー人女性がボランティアで始めたこの障害者学校は、昨年日本政府からの「草の根援助」の支援を受け増築し、障害者訓練に欠かせないプールなどの設置を検討しているなど、積極的な活動を行っている。

現在、ここで助手の仕事をしている「Zaw Min Htet」23歳。彼は生まれつき脳性麻痺の障害を負っているにも関わらず、高校卒業試験では歴史、経済、数学などの3学部の大学許可がでるなどの好成績を残すほどの才能の持ち主。中でも絵画に才能があり、昨年カンボジアで開催された「アセアン障害者絵の祭典」ではミャンマー代表としてただ一人参加した実績をもち、彼の絵を購入したいという依頼も殺到していると言う。

父親はチン族で政府の医者。兄弟は現在ヤンゴン工科大学に通う妹一人。祖父が画家であったこともあり、5歳頃から絵を書き始める。祖父から直接教えてもらったことはないが、一緒に暮らしているうち学び絵を書き始めた。震える手を押さえながら絵を書きつづけている。
好きな絵は風景画。山や川など自然の風景からは様々な声が聞こえ、人々の気持ちが表現されておりので、それを書くのが好きと言う。

将来の夢は自分の絵で稼いだお金を障害者学校の設備に投資し、障害を持った子供達によりよい訓練が受けられるようにすること。その為にこれからもどんどん絵を書きつづけていきたいそうだ。
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