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by 木村 健一
ヤ人口450万人と言われ、酸欠状態の人ひしめくヤンゴンに住んで、時として新鮮な空気、緑の田園を見たいと思う。ヤンゴン市は車で少しばかり行くと、すぐ大いなる田舎が隣り合わせに存在する。つまり、DOWNTOWNのみが建物、人、車、物が集中する傑出した特別な地区なのだ。そんな時、旅行ガイドブックには一行も書いていない一番近い田舎はDALAだろう。
DOWNTOWNの南端、英語でStrand Rd.と書かれているが、土地の人はカンナー・ランと呼んでいる。ランとは道路の意味でミャンマー人はガイドブックにある英語名で道路を呼ぶ事は無い。そのカンナー・ランという大通りとヤンゴン河をはさんだ対岸がDALAである。橋がないのでDALAに行くにはSTRAND HOTELの前から、30分おきにフェリーが出ている。料金はたったの5チャット(約1.7円。これも外国人だとわかると1ドル取られる)で乗れる。他の場所からも15人乗り位の小舟が10チャットで随時運航している。
DALAにはビルひとつ無い.暗くなるとかなり遠くにあるミャンマー随一のシュエダゴン・パゴダがライトアップされて金色に輝いて見える。
河一本隔ててこれほど別世界になる場所もそうないだろう。日本的に言えば、新宿の横に過疎の村が広がっているようなものである。
時々5チャットのフェリーに乗ってガス抜きにDALAへの小旅行を楽しんでいる。
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