ミャンマー現地情報ヤンゴンナウTOPへ
ミャンマー現地情報 ヤンゴンナウ
ミャンマー基本情報 国内線、バス、列車情報 ホテル情報、予約 ミャンマー旅行手配 文化紹介 ミャンマーを読む、聴く ミャンマーからの最新情報 その他サービス
ミャンマーから毎日お届けする街角ニュース ミャンマーの作家から 日本人によるエッセイ ミャンマー最新ヒットチャート
ヤンゴン・ナウとは?

Essay by Mamama          
ままま のエッセイ
5 自然と・・・手を会わせて祈りたくなる国
 ミャンマー --その5--
2000/4/3
4 自然と・・・手を会わせて祈りたくなる国
 ミャンマー --その4--
2000/4/3
3 自然と・・・手を会わせて祈りたくなる国
 ミャンマー --その3--
2000/3/31
2 自然と・・・手を会わせて祈りたくなる国
 ミャンマー --その2--
2000/3/31
1 自然と・・・手を会わせて祈りたくなる国
 ミャンマー --その1--
2000/3/31
マガジン
ミャンマー便り
ミャンマーリポート
エッセイ
ヒットチャート
ヒットチャート
アルバム紹介
マガジントップへ
エッセイ
2004/10/15
ミャンマーエステ/マッサージ体験記-エロス編

2004/7/8
ミャンマーエステ/マッサージ体験記-L'ESPACE編

2004/6/17
ある日本軍兵士の慰霊碑

2004/4/22
ガパリビーチを楽しむ

2004/3/30
グエサウンビーチ紀行

2004/2/25
ミャンマーで働くことを選んだ理由 中編

2004/2/25
ミャンマーで働くことを選んだ理由 前編

2004/1/5
City FM 出演

2003/4/16
ザップエ

2003/2/9
ラッペイエの作り方教わったよ

まちのティーショップしらべ / バンブーハウス

2003/2/3
まちのティーショップしらべ / モダン

まちのティーショップしらべ / トウキョウシンジュク

2003/2/1
まちのティーショップしらべ / モーニングスター

まちのティーショップしらべ / ラーイエッ

2003/1/27
まちのティーショップしらべ / ユミコ

まちのティーショップしらべ / サンカフェジュニア

2003/1/24
まちのティーショップしらべ / セインティンチャ

まちのティーショップしらべ / レッユエッスィン

2003/1/16
まちのティーショップしらべ / ラッキーセブン

まちのティーショップしらべ / はじめに

2003/1/12
障害を乗り越えて

2002/12/31
ビルマに野球を

2002/12/16
歴史カードを使わない国ミャンマー

2002/12/5
ビヤガーデンの楽しみ方 (2)

2002/11/17
ビヤガーデンの楽しみ方 (1)

2002/11/13
泥棒を招き入れた話

2002/8/6
ある若い夫婦の物語

2002/3/12
ジョウピンター村に行く4

ジョーピンター村に行く1〜3

2001/10/11
テテモウの謎 2

2001/10/9
象の足

水が出た!

エッセイページのトップへ

自然と・・・手を会わせて祈りたくなる国 ミャンマー
--その4--
by ままま

3月18日

 バガンからヤンゴンに帰り、寝釈迦像で有名なバゴーへ行きました。ミャンマーに来てからというもの、毎日、早朝に目覚める習慣がすっかり身について、とっても健康的な暮らしです。この日も5時に起きて洗濯し、ホテルからイラワジ河を渡る人々の暮らしを垣間見て、爽快な気分で一日が始まりました。昨日は、生まれて初めて、1日のサンライズ&サンセット両方を満喫し、とっても清々しい気分です。すっかり人生の垢を洗い流したような気分です。えへへっ…30数年の垢です…。1年365日もあるというのに、太陽が昇り、太陽の沈んでゆく瞬間を、しっかり自分の目で見守る事って、なかなか…ないですよね。人の暖かい気持ちと自然の有り難さに、少し目を覚まされた気分で、砂だらけのスニーカーと靴下、そして、まっ黒になった自分の足の裏と鼻の穴をゴシゴシゴシ…洗濯しました。
 オールドバガンのホテルから、バガンのニャンウー空港へはタクシーで約20分。
空港内にも、ちょっと大きめのキヨスク的なお店はあります。でも、買い物は村で済ませた方が割安感があっていいかもしれません。8:55発のエアーマンダレーのフライトは、またもや15分も早く出発。早々と上空に舞い上がってしまいました。(帰りは、自由席でしたからお早めに空港へ…)イラワジ河の流れと渇いた大地、点々と光るパゴダを見ながらヤンゴンへ。ヤンゴン空港の出口では、日本語の上手なKYI MAUNG HTWEさんが、待っていてくれました。
 最初、私たちはバゴーへ行くかどうか、ちょっと迷いました。ミャンマーへは、全日空のフライトと自分たちの日程の都合上、全6日間しかない。その内1日目は、日本(関空発14時25分)からヤンゴン(18時40分着)へ飛ぶだけ。バガンでは、せめて2日間は過ごしたいと2日-3日目。4日目は、ヤンゴンへ戻り1日フリーになるけれど、5日目の夕方(19時45分)にはヤンゴンを発ち、6日目の早朝(6時)には、日本に帰ってこなければならない。ヤンゴン市内にも有名なパゴダは多くあるし、市場も行きたい。蒸気機関車も見たいし、3時間で一周する環状線の電車にも乗ってみたい。郊外へ出てのんびりした村も訪ねたい。でも、バゴーの寝釈迦像も見たい。そんな欲張りな気持ちを抱えて悶々…。西垣さんにメールでご相談申し上げ、バゴーへの行き方を検討するなかで、電車の時刻はやっぱりアテにならないことが判明。西垣さんに、何度も何度もヤンゴン駅に足を運んでいただいて、バゴー行きの時刻を調べていただきました。でも、バゴーからの帰りがアテにできず「行きはヨイヨイ 帰りはコワイ」状態です。学生ではないし、無理矢理もらっての6日間休暇。やはり、悔いのないようバゴーの寝釈迦像は見る!ということで登場したのが、空港でピックアップしてもらい、専用車でバゴーを往復する案でした。
 日本語の上手な運転手兼ガイドのKYI MAUNG HTWEさんと出会って、大助かりでした。バゴーへの片道1時間半のあいだ、ひっきりなしに日本語会話のキャッチボールをしていました。ヤンゴンで走っている車の95%は日本の中古車で、「○○商店」「○○交通バス」「○○食品」という日本語の塗装そのままで走っています。なぜ塗り替えないの?と訊ねると、日本の中古車だという証みたいなモノなんだそうです。日本車がそれだけ優秀だと認められているのは嬉しいし、こんなところでお役に立っているのは、大変ありがたいお話なんですが、日本の中古車がステータスシンボルになっている様子は、モノを粗末にしている日本人の証明みたいなモンで、ちょっと恥ずかしい気持ちでした。ちなみに、乗せていただいた彼の車は、92年物のトヨタカリーナ。日本から中古車が、なかなか入ってこないらしく、約100万円する高額な乗り物です。あと、携帯電話が、まだまだ高額で50万円ぐらいすること。台湾からのお客さんが一番多いが、日本から1年間に3万人が訪れるていること…等々。ヤンゴン大学の閉鎖のことや、学校のこと、歴史や経済、日本からのODAの話しとか、食生活とか、本当に盛りだくさんの会話を繰り広げて、バゴーに到着しました。KYIさんは、NHKラジオを受信して日本語を勉強しておられ、片時も本を離さず、とっても会話上手です。見せて貰った彼の日本語テキストには、「夜」「秋」「恋」「寝」というような漢字が並び、英語と日本語で漢字の意味や読み方、書き順等が並んでいました。
 途中、セルフサービスでガソリンを補給し、バゴーへは正午に到着。巨大なチャイプーンパゴダ(四面の大仏)を見学して、昼食です。
 バゴーには、約4軒のレストランが並んでいます。その内、友人のアドバイスで「PANDA」レストランのお隣の「KYAW SWA」レストランへ。私たちが優雅に食事をしている間も、KYIさんは日本語のお勉強。レストランでの食事は、焼きそばはOKだったものの、ドンっと大皿に盛られたココナッツクリームのかかったフライ麺は、相当に甘い代物で…。漢字メニューから、あてずっぽうに注文したら大失敗しました。
 シュエモードパゴダでは、大理石の上を優雅に歩き、自分の八曜日の祭壇にお参りしました。何度も申しますが、パゴダでは靴下を脱いで裸足にならねばなりません。特に、日中の炎天下では、パゴダに敷かれた石の素材が、あなたの悲鳴を決定づけてしまいます。煉瓦や黒い敷石、ちょっとでも色のついた石は、あちち…の焦熱地獄が待ち受けています。バガンでは、煉瓦のパゴダがほとんどなので、足の裏皮がじゅーっと音をたて焦げつくようなモンです。(足の裏がまっ黒になるのは、必ずしも汚れだけではないかもしれません。)でも嬉しいことに、このバゴーやヤンゴンの超立派なパゴダでは、白い大理石が所々に敷かれています。この白い大理石は、炎天下でもさほど熱くないならないのです。思わず"うっふん"と頬ずりしたくなるような冷たさ。ですから、できるだけ炎天下を避けるか、白の大理石を探して歩くようにしましょう!
 ヒンタゴンパゴダでは、ミャンマーのオカマさんたちが、タバコを吸いながら賑やかに舞い踊るという、土着宗教的な儀式を拝見しました。次は、光り輝く大きな仏様の足の裏が、いきなりエントランスで出迎えてくれるシュエターリャウン寝釈迦仏を訪れました。ここでは、ロープと箒を使ってのお釈迦さまの大掃除「お身祓い」の最中。大きな箒を縦に揺らしながら、お釈迦さまの指や胸にたまった埃を、丹念に落としておられました。そして、マハーゼディーパゴダへの道中では、多くの子どもたちが、僧侶になる得度式の行列に出くわしました。金ピカの飾り帽子をかぶらされ、せっかくのお化粧が、はげちゃうぐらい半ベソの子ども。この小さな子どもが、僧になると言うのです。その周りで、今日はメデタイ・メデタイと喜ぶ大人たち。子どもを馬に乗せ、みんな着飾って傘をかざして、得意顔で練り歩く行列は、晴れがましいけれど妙に悲しい光景のような気がしました。

これから僧侶になるんだい!得度式

 でも、めったにない光景だと、KYIさんは「ラッキー!」を連発してくれました。この幸運を持ってヤンゴンに戻り、さるパゴダ境内の占いの館へ直行。そして、ヤンゴン河のほとり、元ホテルだった船から夕陽を眺めました。夕暮れ時のヤンゴン河は、多くの小舟が行き交い賑わっています。橋があまりかかっていないヤンゴン河では、船は人々の重要な足なのです。人々の暮らしを乗せた渡し船、奥深い運河の入口、生活感溢れるヤンゴン河の臭い。私たちは、景色が墨色に近くなるまで佇んでいました。

KYIさんと日暮れのヤンゴン河

 ヤンゴン駅近くのセントラルホテルにチェックインし、再びヤンゴン河沿いのボウタタウンバコダへ繰り出しました。ちょっと危ない感じのするダウンタウンにある、金ピカのパゴダの内部は、おぞましいくらいのコテコテ装飾で迷路になっています。池には、カメと鯉がわんさかといるそうなのですが、そこで「夕焼け小焼けで日が暮れて…」と日本語で歌ってくれた、おじいさんに出会いました。このおじいさんに出会わなかったら、ちょっと興ざめのパゴダだったかもしれません。ホテルに戻ると、遙か年下の友人は、食欲もなく胃がだるいと申しまして、そそくさと寝てしまいました。
 えっ!夕飯抜きなのお…!
 バゴーでとった昼食のココナツ味のフライ麺が、どうもコッテリし過ぎたようです。まあ仕方ない。注文したのは私なんだモン。ごめんごめん…。それに今まで食した、焼きそば、焼きめし類は、中華風味といっても、お皿にこってり油が残る有様。インド風味のカリーと言っても、本場のインドで食べたような、辛いスパイシーなモノではなかったものの、それでも胃に決して優しいモノではありません。ここは小休止ということで、夕飯抜きで一日を終えました。

編集者より: まままの「とんでもとらべる」でミャンマーのもっと魅力的な姿を見ることができます。ぜひどうぞ。